> GM204は6月前には最初のエンジニアリングサンプルが出てきており、評価ではおおむね想定通りの性能が出ているらしいのだが、
>想定外だったのは高負荷時のMaxwellの性能がKeplerに及ばないということだった。>新設計のGM204で同じことをやると、逆にメモリー帯域、正確にはメモリーアクセスのための内部のインターコネクトが
>ボトルネックになりやすいらしく、ピーク性能ではKeplerに及ばないというシーンもいくつかあるらしい。> こうしたことを勘案し、GM204世代では「GeForce GTX 780」と「GeForce GTX 770」を、
>GM204コアの「GeForce GTX 980」および「GeForce GTX 970」で置き換えるものの、
>「GeForce GTX 780 Ti」以上のグレードに関しては引き続きGK110コアベースのまま継続販売という判断が下された模様だ。
>当初はGM204ベースの「GeForce GTX 980 Ti」も噂されていたものの、これはどうもなくなってしまったようだ。> このGM204に続き、第4四半期(11月と聞いているが、若干早まるかもしれない)には「GeForce GTX 960」も投入される。
>今ハッキリしないのがこのGeForce GTX 960の素性で、GM204コアをそのまま使うという話と、新たにGM206コアが投入されるという話の両方がある。
> ひょっとするとGeForce GTX 960はGM206コアで、後追いで「GeForce GTX 960 Ti」がGM204コアで投入される可能性もあるだろうが、現状そこまでははっきりしない。
せんせ
凄まじいガッカリ感が・・・w
これに基づき製造された最初のエンジニアリングサンプルは、2014年3月頃にTSMCからNVIDIAに戻されて評価を行なったようなのだが、
「20nm世代はGPUには適さない」という判断が下された模様だ。理由は簡単で「全然性能が出なかった」そうだ。
要するに動作周波数がさっぱり上がらなかったらしい。
GPUの場合、動作周波数はやっと1GHzに達する程度で、
これはPC向けのCPUはもとよりモバイル向けCPUと比べてもずっと低い動作周波数であるが、
その一方でCPUと比べると、同時に動く回路の比率は極端に高くなる。
したがって、CPUのようにホットスポット(回路が高速動作することで消費電力が増え、
発熱が急激に増す場所)が何ヵ所かに集中するのではなく、それこそダイ全部がホットスポットと言わんばかりの発熱の仕方になる。
これはCPUとGPUの消費電力を比較してみれば簡単にわかる話である。
問題は、こうした「ダイ全体がホットスポット」のような発熱の仕方をするケースで、TSMCの20nmプロセスでは動作周波数が全然上がらないことにあるようだ。
もともとTSMCの場合、20nmはローパワー/ハイデンシティ向けのプロセスとしておりハイパフォーマンス向けは16nm FinFETを推奨していたためそう不思議ではないのだが、
それでもローパワー/ハイデンシティといっても1GHz位の動作周波数は可能とNVIDIAは踏んでいた筋がある。
動作周波数が同程度で維持できれば、あとはプロセス微細化によるシェーダー数の大幅増加により、
性能を改善できるというのがNVIDIAの腹積もりだった。ところが実際に動かしてみると、動作周波数が半分でもつらかったらしい。
温度が上がると急速に動作周波数のマージンが減ってしまい、消費電力が増える以前にそもそも回らないようである。
結果として何をやっても無駄、ということで3月末~4月頭頃には、20nmを使ったGM204の計画は事実上放棄されてしまった。
これにあわせて、同じく20nmを利用する予定のGM206/200も全部白紙に戻っている。
甘い目算で失敗するのはFermiの時と同じだが、あの時みたいに強行して泥沼に嵌るよりはマシか
20nmなGM100 2-way、60fpsで遊んでるはずだった
どうりで750Ti以降音沙汰ないわけだ
引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/jisaku/1409701345/
2016年まで28nmが続きそうっすね
バス幅が狭いのにベンチスコアは上回ってるしMaxwellのせいじゃなくてTSMCの20nmが糞なだけじゃん