Seeking Alphaにて第4四半期の収益報告が行われ、そこでIntel CEOのBrian Krzanichは、Broadwellの遅延がSkylakeのローンチに影響を及ぼしていないことを口にした。Intelは予定通りSkylakeを下半期(8月下旬頃)にローンチするつもりでいるようだ。また、10nmプロセスの進行状況と、おおまかな市場投入時期を11月のカンファレンスにて発表することを表明した。
Intelのチックタック戦略からすると、Broadwellは2014年上半期に登場する手はずだった。しかし、様々なトラブルあって、これまでかなり先送りされてきた。2014年末にBroadwell-YであるCore Mが、2015年初頭にBroadwell-Uが登場したが、Broadwell-Hはいまだ登場していない。これらの遅れはノートブック市場に大きな影響を与えていると言っていいだろう。一部では、Skylakeの登場までの期間が短すぎることから、Broadwell-Hがお蔵入りするかもしれないという噂までたっている。
また、Broadwell-KとSkylake-Sの登場時期が被っている問題もある。あらゆる面で優れたマイクロアーキテクチャを同時期にローンチする計画をしているのはIntelが冗談をかましているようにも思えるほどで、如何せん理解しがたいものである。
もちろん理由をひねり出せばいくつか浮かんでくることもない。9シリーズマザーボード所有者によりよい内蔵GPUをアピールすることや、モバイルプラットフォームで利用できないBroadwellを市場に横流しすることが挙げられるが、正直あまりアピールになっていないとは思う。
また、Intel初の10nmプロセスであるCannonlakeについても述べている。Krzanich氏はこの10nmプロセスの登場時期についてまだタイミングを確定させていないと述べている。おそらく2016年ごろの登場になるだろうが、14nmプロセスのように何らかの問題が発生した場合、Haswell Refreshをローンチするようなシチュエーションが2016年にSkylakeでも行われる可能性は極めて高い。
ソース:WCCFtech
すかいらーく?ガストになったんじゃ??(違