昨年12月5日に発売され、年末のPC関連の話題をかっさらっていったマウスコンピューターの「m-Stick MS-NH1」。
超小型の筐体にWindows 8.1がインストールされているという驚きのスティック型PCは、瞬く間に初期ロットを完売。その後も品切れ状態が続き、これからのPCのあり方を考えさせる重要な一台となった。
そんな「m-Stick MS-NH1」に、新たに64GBモデル「m-Stick MS-NH1-64G」が加わった。台数限定のモデルで、こちらも大変好評となっている。
今回は、マウスコンピューターのご厚意でそんな貴重な64GBモデルをお借りすることができたので、そのディテールを確認していきたいと思う。なお通常モデルである「m-Stick MS-NH1」の特徴などは、過去の記事を参照してほしい。
マウスコンピューターのスティック型PC・64GBモデル「m-Stick MS-NH1-64G」
「m-Stick MS-NH1-64G」のパッケ―ジを開封した様子
◆「m-Stick MS-NH1」の記事一覧
スティック型”Windowsパソコン”「m-Stick」登場、実機インプレと開発秘話
http://news.mynavi.jp/articles/2014/11/28/mstick/
フリスクケースサイズの筐体でWindows8.1が動く! 「m-Stick MS-NH1」を試す
http://news.mynavi.jp/articles/2014/12/05/mstick/
大河原克行のWindows 8 PC探訪記 マウスコンピューター編 「こんなの作っちゃって、と言われるPCを作りたい」m-Stick担当者に聞く
http://news.mynavi.jp/articles/2015/03/06/mstick/
改めて紹介すると、m-Stickシリーズの最大の特徴はその筐体サイズだ。32GBモデルであるMS-NH1と全く同じだが、外形寸法はW100×D38×H9.8mmと、フリスクケースとほぼ同等。重量も約44gとなっており、USBメモリと同じ感覚で持ち運べる。
外観の大きな違いは本体色だ。光沢があるブラック筐体の32GBモデルからイメージを変え、64GBモデルでは全体がパールホワイトとなっている。指紋も目立たず、光りが当たったときの表面の輝きも美しい。
筆者の小さい手のひらにもすっぽりと収まってしまうMS-NH1-64G
マウスコンピューターのロゴが描かれた面には、青色のLEDが用意されており、電源を入れるとほのかに輝く
裏面には特にインジケーターなどは用意されておらず、仕様などが記載されたシールが中央に貼られている
上下両側面にはそれぞれ電源ボタン、電源供給用のmicroUSB端子、USB 2.0端子、そしてmicroSDスロットが用意されている。このままでは本体に接続できるUSB機器は1台のみとなるため、多数のデバイスを接続するのであればUSBハブが必須となるだろう。
同梱品は、HDMI延長ケーブル、microUSB to USBケーブル、5V/2A仕様のACアダプターだ。
映像出力用のHDMIコネクタ自体は本体に直接取り付けられているが、液晶ディスプレイによっては本体が周辺に引っかかってしまうことも。その場合は延長ケーブルを利用して取り付ければいい。
microUSB to USBケーブルとACアダプタは、モバイル機器などでも利用される一般的な製品となっており、本体下側面のmicroUSB端子経由で電源を供給できる。安定した2A出力が可能なUSBアダプタとmicroUSBケーブルがあれば代用も可能だ。
なお、USB電源アダプタから電源供給されているということは、当然、本体のUSB端子からUSBデバイスに供給できる電力も少ない。USBハブを利用する場合は、バスパワータイプではなく、セルフパワータイプを選択しよう。
公式に動作を保証されたものではないため、あくまで記事中での実験結果ではあるが、いざというときには電源コンセントがなくとも動作が可能かもしれないことは、覚えておくといいだろう。
ただし、不安定な電源供給によりデータが破損するといった可能性も考えられるので、モバイルバッテリーの使用は自己責任で行ってほしい。通常利用時はしっかりと付属のACアダプターを利用し、電源コンセントから供給しよう。
ストレージ容量が倍増し、使用できる空き領域は約50GBに
スペック面をおさらいしておこう。MS-NH1-64Gは、CPUに”BayTrail Refresh”ことAtom Z3735Fを採用しており、動作クロックは1.33GHz(ターボ・ブースト機能利用時最大1.83GHz)となる。
Atomといえばインテルのモバイル向けCPUの定番で、最近ではWindowsタブレットに使用されることも多いCPUだ。こちらのモデルは4コアを内蔵しているため、その名称から受ける印象よりも処理能力は高い。
メモリはDDR3L-1333で動作しており、2GBを実装済みだ。通信デバイスはIEEE802.11 b/g/n対応無線LANおよびBluetooth V4.0を内蔵。
そもそも有線LAN用のコネクタであるRJ-45コネクタよりも本機のほうが薄いくらいなので、当然有線LANは搭載されていない。必要な場合は、USB型のLANインタフェースを利用することになるだろう。
http://news.mynavi.jp/articles/2015/03/30/ioMS-NH1-64G/images/015_l.jpg
CPU-Zで確認した4コアCPU「Atom Z3735F」の詳細。ターボ・ブースト機能利用時の最大動作クロックは1.83GHzとなるが、今回試用した範囲では1.33GHzまで確認できた
http://news.mynavi.jp/articles/2015/03/30/ioMS-NH1-64G/images/016_l.jpg
メモリの仕様をCPU-Zで確認したところ。DDR3L-1333を採用しており、容量は2GBとなる
実際に利用できる空間は約25GBから約50GBにまで増えており、多くのアプリケーションをインストールするとカツカツになってしまう通常モデルと違い、かなり余裕ができたといえる。
これならば、ある程度のファイルであれば、直接本体内蔵のeMMCに記録しておけるだろう。また、Adobe製ソフトなどの容量の大きいアプリケーションの運用も可能となりそうだ。それでも足りない場合は、microSDカードを利用するといい。
内蔵されたeMMCは、プリインストールされたWindows 8.1 with Bing(32ビット)の容量を差し引いてもまだ約50GBの空きがある
64GBの内蔵ストレージで容量が足りない場合は、大きなデータなどをmicroSDカードに移動させるといいだろう
ベンチマークテストでMS-NH1-64Gの性能を確認してみよう
それでは、CPUやグラフィックス機能、メモリなどの容量は通常モデルと変わっていないため大きな変化はないと思われるが、MS-NH1-64Gが備える性能をベンチマークテストで見てみよう。
計測したのは、「Windowsエクスペリエンス インデックス スコア」「PCMark」「CrystalDiskMark」の3点だ。
「CrystalDiskMark」によって64GB eMMCのベンチマークテストを行った結果
以下ソース
http://news.mynavi.jp/articles/2015/03/30/ioMS-NH1-64G/
タブレットとかスマホでいいんじゃないかと思う
一万以下になるまで様子見だな
ノートかタブレットで良くね?
即効で4にそうだけどどんなもんだろ
ネットでササッと天気調べたり
ついでに電話機能もほしいかな
TWOTOPでコレのデモ機にUSBの扇風機当ててて笑った