AMDは14日、Capsaisin LiveにてFijiベースのデュアルGPUカード「Radeon Pro Duo」を発表しました。
Radeon Pro DuoはVR向けのグラフィックスカードになり、開発及び消費者どちらの使用も可能になるということです。LiquidVRは医療や教育、エンターテイメントなどすべての分野において活用が出来るということです。
単精度浮動小数点数のパフォーマンスは16TFLOPSで、これはRadeon R9 Fury Xの8.6TFLOPSと比べても非常に高いものとなっています。
搭載メモリはHBM 4GB×2、また外部出力はDisplayPort×4となっています。
スライドを見ると、製品の外形がわかります。冷却方法はRadeon R9 Furyと同様に簡易水冷による冷却で、デザイン的にもR9 Fury Xを長くしたようなデザインです。Fijiコア×2に電力を供給するため、PCI-E補助電源コネクタは8-pinが3つ搭載。TDPはおおよそ550W程度と考えられますが、Radeon R9 295X2でも8-pin×2だったことを考えると、余裕を持った設計になっていると言えます。CrossFire時のパフォーマンスは1.75倍ということで、特筆すべきことではありません。
23:40 AMDのインタビューにより、Radeon Pro DuoのTDPは350Wであることが判明しました。
出展:http://videocardz.com/58547/amd-launches-radeon-pro-duo
消費者向けにも使用が可能とのことですが、このカードが一般の市場に出回るかはいまだ不明です。出るとするならば今年の9月ごろ、価格にして1499ドルになると予想されています。
日本では平日朝の発表なもんで盛り上がりに欠けるう。
MemoryStick ProDuoを思い出した。