2016年8月18日22:00,AMDは,新世代のCPUマイクロアーキテクチャである「Zen」について,一歩踏み込んだ技術概要を明らかにした。
Zenマイクロアーキテクチャを採用する最初のデスクトップPC向けCPU「Summit Ridge」(サミットリッジ,開発コードネーム)が,8コア16スレッド対応でAM4プラットフォームに対応し,2016年後半には出荷が始まるといった情報はすでに明らかになっているが,本稿では,そんなSummit Ridgeを中心に,今回判明した情報をまとめてみたいと思う。AMDは以前から,既存のCPUコアである「Excavator」コアと比べて,Zen世代のCPUコアではIPC(Instructions Per Clock,クロックあたりの命令実行数)が40%向上していると説明してきた。今回明らかになったのは,性能向上のために何を改良したのかといった具体的なポイントである。
AMDによると,Zen世代のCPUコアでは,ZenのCPUコアには冒頭でも触れたとおり,分岐予測システムの強化や,内部処理用のμOPS(マイクロ命令)を保持するキャッシュの効率化,命令スケジューラの拡張といった改良を加えているという。AMDのプレスリリースによると,同社はイベントで,Summit Ridgeベースのシステムによるいくつかのデモを披露したようだ。
その1つは,3GHz動作のSummit Ridgeと,Broadwell-E世代の「Core i7-6900K」による性能比較で,結果までは伝えられていないのだが,8コア16スレッド対応CPU同士の比較で,Summit Ridgeが「勝負になる」性能を示したことは,想像に難くないAMD,次世代マイクロアーキテクチャ「Zen」の技術概要を明らかに。デスクトップCPU「Summit Ridge」は「Broadwell-Eと戦える」 – 4Gamer.net
AMD、Zenコアを採用の「Summit Ridge」を初公開 ~32コア/64スレッドのNaplesを武器にサーバー市場にも“再参入” – PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/1015633.html
AMD、Zenコアを採用の「Summit Ridge」を初公開
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1015624.html
IDFの裏セッションって昔懐かしのAMDって感じがするね
IntelのBroadwell-Eの8コア/16スレッドの製品(Core i7、公表はされていなかったがスペックから考えてCore i7-6900K/3.2GHzだと考えられる)との比較を紹介し、
3GHzのSummit RidgeとBlender 3DでCPUとレンダリングを行なうと、ほぼ変わらない性能を発揮できる様子を示した。
Zen 8C/16T 3GHz = Broadwell-E 8C/16T 3.2GHz
かなり出来は良さそうだね
今年頭にPolarisのデモGTX950と比較して超高効率ってやった挙句
フタ開けたら効率はMaxwellと互角とかやったし正直信用出来ない
あれはクロックとかスペックが全く非公開でのデモだったからな
今回はコア数とクロックが明言されてる
ついでに言うと、サンプルが2.8GHz 95Wだから、3GHzでも100W位だろう
信用ならないというのは仕方無いけど、じゃあ何処が嘘だと思う?
善とZenをかけてみた。
性能は同等以下で価格は2割くらい安いくらいが個人的に好ましい立ち位置
AVXって常用アプリでどれだけ使われてるのか分からんけども
ぶん回すと熱でそれ以外の命令のクロック上げられなくなるからな
32コアのOpteron20万で売ってくれめっちゃ欲しい
今まではどうしても電力が上回ってて残念な感じがあったからな
IO(IntelでいえばDMIのところ)
ブロック間ネットワーク(Intelでいえばリングバス)
当時としては優れモノだったHyperTransportのように良い出来なのか?
FX 6コアのようにクロスバである可能性は低いが、じゃあ何なのか?
詳細は来週のhotchipsでって話じゃなかったか
45nm K10時代のIntelとの力関係以上のものを期待して間違いなさそうだ
SMT採用でようやくIntelのHTTに並んだ
しかし対抗製品として6900K(クロックダウン)をあげてくるのには驚いた
よほど自信があるんだろうな
あんまり期待しないほうがよさそう
買えないよ
蓋を開けてみたら何のことはない微妙な出来だった
>結果までは伝えられていないのだが,8コア16スレッド対応CPU同士の比較で,
>Summit Ridgeが「勝負になる」性能を示したことは,想像に難くない
INTELの7割くらいの価格で売れば、売れ捲くり
> INTELの7割くらいの価格で売れば、売れ捲くり
Core i7-6900Kは最安で10.5万円だから7万円位か
SummitRidgeはDDR4 2chで95W/65Wの低TDPで低価格向けだから高くても7万くらいだろうね
ただ、初期の品薄状態だと10万円くらいになりそう
まあ、それでも瞬殺だろうけど
本当なら次の世代でIntelぶち抜きそうだが
いくらオリンピックで認知度上がってもこれ反応できるやつ少ないだろw
でも、その値付けをしてもチョイチョイ値下げ圧力があって価格が落ちるのがAMDだからなぁ…
Summit Ridge出て1年経たずにSkylake-Eの相手もせにゃならんだろうし
仮に1000ドル近い値段付けたとしても、Intel比較で妥当だと思える価格なら素直に喜びたくはある
次はZen+が控えてるわけか
一般向け32コア64スレッドで先行してほしい
まぁそんなもんなんに使うんじゃというソフトウェア的問題もあるだろうけど(´・ω・`)
メインストリームでインテルに突き放されたら16C32TのZen投入してゴリ押しできるやろ
地味に2割ほど性能上がる
だからAMDも最初のHTはひどいもんだと思うよ
どうかなあ?
業界内ではその辺の苦労話は普通に語られてそうだし、どういう方向性で設計していけばいいかとか案外常識になってたりするのかもよ
てかそもそもペン4は素性的にIPCが低すぎるCPUだったのが一番の問題点だったんじゃないかな?
今までコアは遊んでいたということになる
従ってAMDのSMTに関してはそれほど大きな効果はないだろう
いや・・・そのためのSMT技術なんじゃないかな・・・
無駄を有効に使うための技術
これはAMDもインテルも他のメーカーも関係なく同一条件だと思うよ
遊ばないように実行パイプを削ったのがBulldozer
今回は実行パイプ倍+SMT
どのみち1プログラムで3IPC以上は難しいらしいから当然の結論かと
果たしてどの程度の性能になるでしょうかね。
1000ドル程度以上のラインナップなんてFX9590みたいな色々度外視な人向けのでいいんです
Summit Ridge 350ドル? TDP95W 240mm2? 15238?(Orochi 125Wの2倍)
Core i7-6800K 420ドル TDP140W 246mm2 13503
Summit Ridge 250ドル? TDP95W 240mm2? 12184?(Orochi 95Wの2倍)
Core i7-6700K 320ドル TDP91W 122mm2 10995
FX-8150(Orochi) 160ドル TDP125W 315mm2 7619
FX-8100(Orochi) TDP95W 315mm2 6092
初代FXみたいにクロック当たりの性能がかなり微妙だったら高杉だろうけどな。
初代FXは4.4GHz以上にOCしてようやく使い物になる残念CPUだったから
やっぱり競争ないとダメだよ。
インテルがタブレット用のATOMから撤退するらしいので、その穴をAMDが埋めて欲しい。
AMDの出荷量からすれば、結構大きなパイに見えるのでは?