AMDはVegaアーキテクチャベースの次世代GPU「RADEON INSTINCT MI25」を発表した。
MI25の名の由来は半精度浮動小数点数(FP16)の演算性能からで、実に25TFLOPSで、これはNVIDIAのTesla P100の21.2TFLOPSを上回る。9月に噂されていた通りの性能・スペックとなった。
また、INSTINCT MI25は一般的なグラフィックスカードではなく、GPUアクセラレータとして用いられることになる。故に、カード本体に出力コネクタ端子を持たない。
MI25のほか、INSTINCT MI8及びMI16も公開された。これらはVegaアーキテクチャではなく、MI8はFijiコア、MI16はPolaris 10コアで、それぞれRadeon RX 480、R9 Nanoのサーバー向けモデルとなっている。
AMD announces first VEGA accelerator: RADEON INSTINCT MI25 for deep-learning | VideoCardz.com
発表されたのはこれだけではない。AMDはVegaアーキテクチャGPUのゲーミング向けグラフィックスカードも用意しているようだ。
デモ機はDOOM(vulkan)を4K 60fpsで動かしている様子。性能的にはGTX 1080と肩を並べる程度である。ただ、それ以上に重要なのは、このカードがHBM2 8GBを採用するということである。
これが本当ならNVIDIAのGPUを2世代分くらい先取りしてる感じだな
少しだけ期待しとく